八坂神社宮入
前屋根下横面に龍、前ひさしに鳳凰、奥に龍、後屋根横に獅子、後ろオオナムチ鷲退治、ひさしに青亀に乗ったスサノウ、日輪、月光の彫刻です。また純銀製の宮飾り金具が本体に付けられています。(地車では、各部所に専門用語がございますが、分かりやすく記述させていただきました)→[青木だんじり再建の過程]
大太鼓,すりがね、半鐘の三つでお囃子が鳴らされ、だんじりの運行状態によってお囃子が変わります。このMIDIファイルは、基本的な演奏形態です。青木だんじりでは大太鼓(皮面2尺2寸)は小屋根下、二丁鐘(すり鐘)、半鐘は大屋根下です。幕式だんじりの中は見にくいですが、写真の用になっています。夜間は提灯で灯りを入れます。
大太鼓
二丁鐘
半鐘
まがれ:1分32秒後、 道中:1分50秒後 2形態
とばせ(全速前進、上り坂道):2分17秒後、
もどせ(後進):2分32秒後、宮入:2分40秒後、鳴り物おさめ:3分1秒後
(MIDI PLUGを採用されてない方→だんじり囃子(narimono.mid))
●平成8年度は飾り幕が新調されました。
前飾幕は、この付近で一般に採用されている雌雄龍です。 龍は天にのぼり雨を降らせ大地に水をもたらし恵みを与えます。またその雷(いかづち)をもって邪気(鬼)や病魔を追い払うという言い伝えがあります。
後幕は、素盞鳴命(スサノウノミコト)の八岐大蛇(ヤマタノオロチ)退治の場面です。大蛇に酒を飲まし酔わせ、酔った大蛇を高天原から送られた十拳剣(トツカノツルギ)をもって大蛇の尾を切ると、そこから天叢雲剣(アマノムラクモノツルギ){(草薙(クサナギ)の剣:三種の神器の一つ)}が出てきて、後に妻となったいけにえの櫛名田姫(クシナダヒメ)を救いました。(この神話は古事記と日本書記とでは記述の違いがあります)
●平成9年3月には、屋根下彫刻がすべて入りました。
だんじり前は朱雀と青龍、奥は玉を持つ龍、後ろは当地の伝承、氏神が青亀に乗って漂着する。左右は日輪(姉の天照)、月光(兄の月読命)、奥は素盞鳴の娘、須世理姫と後に結婚して大国主命となる、「オオナムの航海を荒らす鷲退治」の場面です。上記の後ろ幕(素盞鳴の大蛇退治)と合わせ素盞鳴命と関係する神々で神話が統一されています。
彫物:井岡勘治(東灘区田中町)、金具:後藤正道(京都)
大工:平間利夫(東灘区青木)、 木材:山根製材所(東灘区魚崎南)